小さな成長を感じた息子の振る舞い

先日、親子の集まりに参加した時のお話です。
そこは床にじゅうたんが敷かれ、子どもたちが遊べるスペースになっていました。
おもちゃやお絵描きテーブルもあり、たくさんの親子が賑やかに過していました。
私が四歳の息子に気をとられていると、「ごめんなさい。本当にごめんなさい」という声が聞こえて来ました。
隣には、息子よりも小さな男の子とそのお母さんがいます。

いったい何のことだろうと思っていると、その子が置いてあった息子のジャンバーからバッジを引っ張ってはがし取ってしまったところだったのです。
なんとか直らないかと、お母さんは謝るやらバッジを見るやら、あたふたしています。
でもそのバッジと言うのが、安全ピンの上に接着されたバッジで、はがれてしまったものはその場ですぐ直すことはできませんでした。

あまりに申し訳なさそうにしているお母さんを見ていると、こちらの方が申し訳なくなってきます。
その光景を泣きも怒りもせず、じっと見ていた息子に私は聞いてみました。
「許してくれる人!」
「は-い!」
両手を挙げて元気に返事をした息子に、私もお母さんもほっとしました。

その親子が行ってしまった後、「残念だけど、許してあげて偉かったね」という私に、息子は「またもらってくればいいよ」と言ってくれました。
しょんぼりを隠せないながらも、それだけ言ってまたおもちゃの方へ戻っていきました。
やさしく勇敢に振舞った息子に、小さな成長を感じた瞬間でした。美歯口 口コミ

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